バラや花が多くなってくると、虫も多くなってきます。
虫が虫を呼ぶ感じで、肉食性のスズメバチも花に誘われた虫目当てに、ちょくちょく見かけます。
巣を脅かす訳ではないので、何もしなければ逃げて行きますが、スズメバチの羽音は大きく、威圧感があります。
近くに、巣を作られては困るので、毎年、5月になると自作の蜂トラップを庭や木の枝に10個近く取り付けます。
蜂トラップはけっこう簡単に自作できます。
効果は餌(誘引剤)に寄るところが大きいですが、誘引剤によっては、根切り虫の成虫、コガネムシが大量に捕獲できるので、一石二鳥です。
YouTubeで実際の作り方は教えてもらえますが、参考までにこの庭仕様をご紹介します。
・材料のペットボトルは1Lサイズが都合がいい。
2Lでは大きすぎて設置する場所に困ります。
・トラップの屋根は大きめで、雨水を意識した構造にする。
思った以上に雨水が入る事があります。
・誘引剤は刺激臭の材料は使わない方がいい。
アルコールの揮発作用は効果が見込めない。
お酢やお酒、ワインを使うなら一度沸騰させてアルコールを飛ばす事。
・誘引剤材料
カルピス
赤ワイン
ブドウ系ジュース
メープルシロップ
設置してみて思ったこと
・スズメバチはトラップ内の虫の死骸にある程度の誘引作用があるのでは。
・設置時期は5月上旬頃がいい。(静岡県中部、標高によっても変わる)
・雨水が溜まった状態では効果下がる。
・死骸はかなりグロテスクなので、場合によってはトラップを囲った方がいい。