薬剤散布 - 噴霧器

バラを育て始めた頃の噴霧器は4Lの肩掛けタイプでした。今でも、スポットやカミキリムシ退治の散布に使っていますが、4L散布機では、少し大きなつるバラ散布になると、10本ほど撒いたら一息みたいな状態でした。

10Lで能率アップ。重量もアップ

バラも増え、大きくなったつるバラが15本を超えるようになると、4Lの噴霧器では、3時間で終わらなくなってきたので、工進の背負いタイプ10Lを購入しました。
噴霧口が2つで、少し高圧になったのか、噴霧量が圧倒的に多く、霧も細かく濡れ感(葉が濡れているように見える)も向上しました。
散布能率がアップし、薬剤の効果が少し判るようになってきました。

この頃から、薬品を色々調べるようになり、特に展着剤の重要性に開眼しました。
特にアジュバント展着剤(機能性向上展着剤)の利用で、葉の奥や裏まで蒔けているようで、薬剤散布の結果が実感できました。

バラが60本を超えた現在は毎回30L散布しますので、本体に10L、ポリタンに20L作って継ぎ足しをします。
満タンで13KGのタンクを背負って、左手で噴霧器を動かして、右手で散布します。3回の背負いも有りますので、すべて散布したあとは、さすがにグッタリで今日の作業は終了。
多い時は10日に一度の散布になので『よほどバラが好きじゃなければやれないなー』と、自分に感心しながら頑張っています。

・2頭口ノズル
ノズルの先端を回すと、霧粒子の大きさを変える事ができます。1口だけで少量で巻きたいときは赤いレバーを右に回すと噴射を止める事ができます。